整体のお客さんには原因のわからない腰痛の人がたくさん来ます。

現場で施術をしていて、この本に書いてあることを良く経験しているのでシェアしたいと思います。

●慢性の痛みは原因がよくわからない痛みのこと

腰痛の診断にレントゲンが良く使われますが、ここで分かるのは骨が折れているのか? 変形しているのか?ということ

痛みを出しているのは、筋肉性の場合がほとんどでレントゲンには写りませんから原因がわからなことが多いです。

お医者さんとしては、診断名を付けなければいけませんのでヘルニアや狭窄症という病名が一般的につくそうです。

 

●痛いと思っているところがほんとに痛いのか?

痛みは脳で発生する、痛みは脳で感じる。

痛みはストレスが多い人ほど、痛みを感じやすい身体になることがわかっています。

脳をリックスさせることができれば痛みが減ることは私も整体していて感じています。

 

●レントゲンがもたらす「逆プラシーボ効果」

痛い人、痛くない人、1000人のレントゲン写真を撮って専門にに見せても、この人は痛みがある、この人は痛みがない、というのはわからないそうです。

レントゲン検査で、変形性関節症が発見される確率と年齢の関係をみると50代60代のひとは、ほぼ何らかの変形があるそうです。

しかし、現実ではほとんどの人が腰痛というとそうではないので、骨の変形=腰痛ということはなさそうです。

レントゲンの映像を見ながら説明をされた翌日から昨日までなかった坐骨神経痛が出だしたなんて話も聞いたことがあります。

変形はあったが腰痛はなかったのが、変形があることをしってしまったので脳が変形しているところは痛いのではないか?と予想をすると痛みが出て来るなんてこともわかってきています。